2012年3月19日月曜日

サトウアヤコさんの場合


やりたいこと or ?
CIYの会場で会ったひとたちに、
自分のやりたいことをやっていきたいか、人からおもしろい依頼が欲しいか聞いてみた。
やりたいこと!な人
やりたいことのために、今は頼まれたいという人。
頼まれることこそがおもしろいという人、とそれぞれ。

私も頼まれたい方だとその時は言っていたけれど、その後少し考え方が変わってきた。
今は関心のあるテーマやプロジェクトに、コミットしたいと思っている。

会場の外(CIY)でした話の中で、
「やりたいことをやってきたから今の形になった」というよりは、「やりたくないことをやらないで済むようにしたら今の形になった」というケースが多いかもしれないという話を聞いた。
多くの人は、やりたいことをやっているように(外からは)見えるけれど、実際はそうでないかもしれないと思えたのはとてもよかった。


減らす
CIY2の1日目、米田智彦さんの話で、「クリエイティブ・シュリンク」という言葉が印象に残った。
減らすことや縮小すること。
増やしたり広げたりすることばかりではなくて、「これは現状維持する」「これは減らす」ということを選択していければ。

米田智彦さん(撮影:久保木裕子)


 











CIY
CIYという概念は「発信する」というところがしっくりこなかった。必要なのだろうか?と思っていた。
ただ、大学は建築で入学し卒業時は情報工学、今はwebの仕事をしているという自分の場合、「建築」「情報工学」「デザイン」「写真」などの間の境界領域にいてどこにも入ってないと感じる。

1回目のCIYに参加した時は、「フリペ作りたい」となんだか煽られる気持ちになって帰ったのだけれど、そういうことではなくて、
「私はこのように仕事をする」と決めることで、自分のいる境界領域をカオスのままにしないということは大事だな、とCIYが終わって話をしていく中で思うようになっている。


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